2016年2月12日金曜日

α7シリーズのグリップ感向上には、L型ブラケット

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 α7シリーズの小型フルサイズカメラは、鞄に放り込んでおけるサイズ感が素晴らしいわけですが、どうしてもグリップ感が心もとないです。
 仕事で使うときはグリップ感も大切ですが、性能・機能を優先にしているのであまり気にしていませんでしたが、趣味でスナップ等をバシャバシャ撮影するときは、「グリップ感=所有欲・快感」につながるものだなあと思っています。ニコンのD700も個人で使っていますが、ガシっと掴めるグリップやレフ機ならではの軽快なシャッター操作は、「やはりいいなー」と思わせるだけの完成度を感じて、「結局レフ機かあ・・・・しかし大きいなあ」との堂々巡りなわけです。

 じゃあ、α7のグリップ感を改善すれば良いじゃん。というわけで策を考えたのですが、縦位置グリップはサイズが大きすぎるし、デザインもなんだか格好悪い。というわけでL型ブラケットを装着してみたら、これがまた素晴らしい。

Minolta MD 50mm F1.7 で撮影(F5.6) 。40年前のレンズながら、なかなか綺麗にボケてくれるし、中心部分の解像感も良い感じ♪(丸ボケにならないのはご愛嬌)

 グリップ時、小指ががっしりかけられて、一気に「持つ喜び、撮影したい欲求」が大きくなりました。市販されているサードパーティ製のL型ブラケットの多くが金属加工と、それなりの重量があるので、カメラ全体も重くなるのはデメリットですが、それを越えるグリップ性の向上があります。
 上の写真はα7sにFEマウントの中では小型軽量なSEL28F20を装着している様子ですが、大型のズームレンズ等をつけた時には、特にその効果を感じられるでしょう。

 はい、バランス良好です。左手をカメラ底面に添えた時も良い感じで、むしろ、元々この形状の方がプロダクト・デザイン上でも良いのでは?と思いますが、いかがでしょう。
 何より、カメラを手にした時の「お、いいんでないかい?」という印象が変わります。それだけで撮影に行こう!という気にさせられるものです。

 ソニーと言えばVAIOを作っていましたが、そのVAIOに拡張シートバッテリーなる、ノートPCの底面に装着する薄型バッテリーシートを販売していたことがあります。
 そのシートバッテリーのコンセプトをL型ブラケットに活かした製品を作ってみてはどうでしょうかね。バッテリーは汎用品ではなく埋め込みでも構わないと思います。(シートバッテリー装着中でもUSB給・充電もできたら尚良し)既存の縦位置グリップは大きすぎますし、連射性能が上がるなどカメラ性能の向上があまりない割には高価で重すぎます。
 まあソニーさんじゃなくても、サードパーティ製でも良いので、そんな素敵な製品をどこかが作ってくれたらなあと。

古賀

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